この記事は第二次ベビーブームの終焉の頃に産まれた50歳を過ぎた中年男「アントニオ」の波乱万丈な半生を綴った備忘録です。第一章から第五章で構成されており、この章は最終の第五章。医療技術者として再出発し、更にもう一つの目標を見つけそれを実現すべく取り組み、現在に至るまでを綴っています。
「人との出会い」と言う食べ物でどのように人が成長するのかを書いております。どうぞ最後までお付き合いください。(1~4章までもあわせて読んでいただけると幸いです。)
病気の前にやるべきこと
セラピスト4年目で結婚して決意したのが「自分がまずトレーニングをしよう」という事。新婚旅行から帰ってから夫婦で近くのスポーツジムの門を叩きました。そこで目の当たりにしたのはスタジオで行うマスプログラムの面白さ。格闘技のフォームを取り入れたり、エアロビクスは簡単かつダイナミック。プラスチックバーベルのトレーニングを音楽に合わせて行うものは非常に楽しい上に学ぶことが多かったです。
ジム通いをしながら取得した資格が日本体育協会の「スポーツプログラマー」。健康運動指導士を目標にした場合、この資格を取った方が有利だったのです。
ジムに4年通う反面、もう一度海外にと言う思いもありましたので、同時進行で海外進出のための試験を受け続けていました。4年経過した時に中米に行く切符を手に入れて中米5か国で最も小さな国「エルサルバドル」に行くことになりました。
アフリカの次は家族で中米と南米へ
エルサルバドルは非常に危険な国と聞いていましたが人々はとても優しく陽気で人当たりがよく、熱い南国生活を満喫しました。ただ活動したリハビリセンターで思ったことは脳性麻痺の子供が多く周産期管理もよくないという印象でした。
2016年には南米の「ペルー」を訪れ、国立リハビリテーションセンターで障がい者スポーツの支援をしてきました。
このセンターで印象的だったのは糖尿病による足と手の切断者が多いという事でした。そんな中ペルーの活動の最中にまたまた人生を変える出来事があります。
それは2冊の本との出会いでした。
「炭水化物が人類を滅ぼす」と「ケトン体が人類を救う」。
運動だけでは不十分、体は昨日までの食事でできている
セラピストの仕事をしながら、スポーツ系の資格取得に向けて活動していました。
その一環がジム通いだったのですが、思うほど筋肉がつかず痩せることもない、これが「加齢現象」なのかと、それだけで自分を納得させていたのですが、実はそうではなかった。
運動だけではすべてを解決しない、そう理解できたのが前述の2冊の本を読んだ時でした。ペルーで活動していた時のことです。
アフリカで活動していた時と違い電子書籍が普及している時でしたのですぐにこの2冊を購入しむさぼるように読みました。今まで納得できなかった自分の体に起こっている現象のすべてが納得いくものになっていく瞬間でした。
納得できたのならば次は即実践!!です。
妻に説明して協力を求め、家族全員で食事を変えていきました。。
体づくりにはまずたんぱく質
自分の今までの食事歴を振り返ってみると明らかに「糖質過剰」と気づきました。
ペルーの方々、特に貧困層は「米・イモ・小麦粉」を大量に同時に食べる習慣があります。それが糖尿病の元である事は明らかですし、若くして糖尿病になると末梢の神経障害・血行障害になり手指・足指の切断を余儀なくされます。まして、症状が重症化すると腕や脚も切断することになるので、どおりで切断の方が目立つ訳だと理解できました。
食事を変えてから2022年で6年目、紆余曲折ありました。まだまだ発展途上で自分の体は完璧ではありません。でも明らかに以前とは違います。「本質的な健康」に向けて自分の体が大きく変わっているのがわかります。
これまでの経験を通じて、世の人々、特に育児中のお母さんが食事を見直し「本質的な健康」を手に入れるとその家庭の食事が変わり家族みんなが健康となり、穏やかな精神で毎日を過ごすことが出来ます。
引いては、それが人類全員に拡がれば、世界は平和になると信じています。
このアントニオの「健康促進・栄養運動情報サイト」は世界平和に向けた発信をしていきます。
これで私の自分史は完結です、60歳を超えたら第6章を執筆したいと思います。
引き続き有用な情報をお届けします。どうぞよろしくお願いします。
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